延々と「源氏物語」。やっと今、宇治十帖の半ば過ぎ、全五十四帖のうち五十番目の「東屋」が終わりかけている。
この巻も長かった。主人公達、繊細でハムレット型人間の「薫君」、華やかで傍若無人の匂宮」、一夫多妻の中で苦しむ「中の君」・・・。それぞれの思いが縷々として続いていく。心理描写の細密画である。
煩雑な敬語にも慣れ人間関係、人物像が紙芝居のように浮かび上がってくる。作者の鋭い観察眼と描写力、それ故の辛辣さはまさに現代感覚。式部さんの一寸イケズさにもフフフ…と親しみを感じる。
意味がわかったところで一斉朗読。姿勢を正し大きな声で原文を読む。心地良い。
あと放談。感想、疑義、何せ千年も昔のこと、突拍子もない発想に爆笑なんてことも… 。
ある会員の折々のつぶやき「京都で源氏を読める幸せ!」
サークル会員募集中!
今、源氏物語の宇治十帖を読んでいますが、終われば他の古典文学または源氏の最初から始めることも検討中です。ぜひご一緒に古典を読みましょう!!
ご興味のある方は、sahokyoto@gmail.comにご連絡ください。件名は「古典の会」としてください。体験参加も可能です。お名前、卒年、学部学科、連絡先(できれば携帯電話番号とメールアドレス)をご記載ください。
開催場所:ウィングス京都、日程:毎月第一木曜
コメント